2017年5月30日火曜日

横浜パークタウンにて認知症を知ろう講演会

5月22日(月)六ツ川三丁目の横浜パークタウン管理センターで、「認知症を知ろう」講演会が行われました。

南区役所の協力を得て、横浜パークタウングループ「輪」と六ッ川地域ケアプラザ地域包括支援センターが協力して開催するものです。

南区役所の発行する認知症予防のパンフレット
 内容は健康運動指導士の高垣茂子さんに認知症についての講演と予防のための体操「コグニサイズ」。

約40名ほどの参加者が集まりました。
まず認知症とはどんな病気を原因とするものか、どういう症状なのか、予防できるのかなど、認知症についての理解を深めるお話です。

「年月日がわからなくなることがあるが、日常の会話には困らない程度」が軽度なアルツハイマー型認知症
認知症の中でもアルツハイマー型認知症は50~60%を占めるそうです。しかしMCIと呼ばれる「軽度認知障害」に当てはまる方は日ごろの生活の仕方やコグニサイズなどの適切な対処によって3~4割は正常な状態に回復するということです。

毎日頭と体を使うことが大切です。

というわけで大きな声で歌「ふじの山(♪あたまを雲の上にだし~」を歌ってみました。歌詞をパ行、タ行、カ行、ラ行に変換して歌う「パタカラ」で歌い、更に笑ったり泣いたりしながら歌ったり、高速で歌ってみたりしました。

歌の後は場所を大きくとって体を使ってのコグニサイズ。

コグニサイズとは= 脳トレ+エクササイズ
数字を数えながら3の倍数になったら手をたたきます。普通にやればそんなに難しくはないのですが、足踏みをしながらやるのがコグニサイズ。頭が混乱するのがわかります。

座っての運動でしたが、少し汗ばむくらいに運動しました。 きっと頭の中も汗をかいていたことと思います。

10時から11時半まで約1時間半、皆様お疲れ様でした。参加者の皆さんからは「もっとコグニサイズがやりたかった」「私、この運動がいい」などの声が聴かれました。今後の参考とさせていただきます。

認知症は予防できることが多いのですから、たくさんの高齢者の方にそのことを知って実践してほしいと思います。

今回は六ツ川地域ケアプラザの地域包括支援センターが行う介護予防普及啓発事業として講演を行いました。

地域包括支援センターでは地域の皆様と一緒になってこれからも認知症予防に取り組んでまいります。

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