2019年9月5日木曜日

総合防災訓練

2019年9月5日(木)
今日は六ツ川地域ケアプラザ全体で総合防災訓練を行いました。地震から火災が発生、職員全員が協力してデイサービスのご利用者を建物から避難させる、という訓練です。

▲「地震発生、地震発生、揺れています」館内にアナウンスが流れ、座布団で頭をカバーします。

▲調理室から火災が発生、消火器で初期消火に取り掛かりました。

▲初期消火は失敗。ただちに利用者避難へと切り替えます。
▲利用者にはヘルメットを着けていただきます。
▲ヘルメットを着けた利用者から建物の外へ避難が始まります。

▲普段は使わない非常口を使って外へ。
▲南面の庭に避難された利用者。
▲こちらは北面の車道スペース。避難後の人数点呼。
▲南面庭でも点呼が行われました。
▲本部へ避難人数を報告
職員やボランティアさんも含めて全員の避難が確認できました。避難訓練はここまで。

職員はその後、多目的ホールに移動し、六ツ川消防出張所の職員から、非常時のけが人搬送、止血の方法を教わりました。

救急車が到着するまでの止血の方法は、患部を直接圧迫する、という方法を教えていただきました。止血と聞くと、関節の上(心臓に近い部分)を縛って止血する、という方法が思い浮かびますが、傷口を直接タオルやハンカチでギュッと抑えるといいそうです。

▲急にはがすと、固まった血が剥がれたり傷口が開くので注意。
また搬送法は、毛布を担架替わりにしてけが人を運ぶ方法でした。毛布の用意がなく、タオルケットしかなかったのですが、薄めなので2枚を重ねて使用しました。

まずはけが人をタオルケットの上に寝かせ、タオルケットの端をクルクルと巻いて持つ部分を作ります。

▲ここでは一人のけが人を6人で運びました。
▲隣の人と腕をクロスさせます。一人の手が離れた場合も安定します。
▲進行方向に足が向くように運ぶのが基本だそうです。

▲こちらは一人で屋内を移送する方法
人数がいないとき、屋内など床が平らなところであれば、毛布にくるみ引きずりながら移送することができます。(但しこの方法は屋外などは滑らないので全く無理だそうです)

担架がなくても安定して運ぶ方法がいくつもあるのに感心しました。他にも、キャスター付きの机や、ヨガマットなど身近にあるものを工夫して使うと良いとのことです。臨機応変に対応できるようにしたいですね。

9月1日は「防災の日」でしたが、一昨日は隣の港南区でも車が水没するほどの大雨が降りました。さまざまな種類の災害が起こり得ることを肝に銘じて備える必要を感じます。

六ツ川地域ケアプラザでは半年に一度、定期的に避難訓練などを行っています。これからも継続的に続けて参りますのでご協力よろしくお願いいたします。

ご利用者の皆さん、ボランティアさん、六ツ川消防出張所の職員、本日はありがとうございました。

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