7月19日(水)13時30分~15時30分。六ツ川地域ケアプラザ多目的ホールで「包括版地域ケア会議」を開きました。
会議に集まっていただいたのは、大池地区連合の民生委員、ボランティア、自治会・町内会、介護保険事業所、ケアマネジャー、地区社協の皆様と医師、南区役所の方々。60名ほど集まっていただきました。
皆さんと一緒になって地域診断することで、課題の明確化をはかり、資源開発や地域づくりなどをしていこう、という会議です。
講師になっていただいたのは株式会社メディコラボ研究所の八森淳氏(つながるクリニック院長)と同じく大友路子氏(つながるクリニック地域連携推進室室長)のお二人。
講師といっても今回は一方的に話を聞くだけではありません。マインドマップの手法を使って、地域の問題を当事者である皆さんと話し合っていくというものです。
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▲隣り合った方と問題を話し合ったりします。 |
まずモデルケースとなる介護を必要としている方の、個人的な特徴などをマップに書き込んでいきます。
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▲クリックすると拡大して見る事ができます。 |
モデルケースのマップ見ながら、更に参加者の経験によって様々な事例、問題などが加えられていきました。(ピンクの背景色部分)
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▲皆さんの経験や考えをマップに書き込んでいきます。 |
そこから今回抽出したテーマは「周囲がハラハラしているが関わりにくい人の支援」をどうするか、というもの。
次に別のマップに移ります。このマップには六ツ川大池地域の特性が書かれていてます。比較的高齢者が多いが独居は少なく、介護保険利用者の比率は低い等々。
更に地域の特性を書き込んでいきます。9割方が外からの方たちであること、坂が多く出かけるのが大変なこと、バス便は充実しており利用度は高いこと、前向きな考え方の方が多いことなどの特性が書かれて地域の特性が明らかになっていきました。
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▲クリックすると拡大して見る事ができます。 |
体が元気でも判断力が低下している方について相談するタイミングがむずかしく、認知症かどうか、地域の方では判断が難しいためハラハラするような人に気づいた時点で専門職に相談するアドバイスもありました。
マインドマップの手法を使って全体的な特徴が一目でわかり、ここからいろいろな課題を見つけたり、展望を見つけたりもできそうです。
六ツ川地域は名前のとおり川の多い土地で、昔は水害が多い地域だったのだそうです。地域の方の話から知らなかった地域の特徴も知ることができました。
また地域に住む様々な役割を担っている方が集まり話をすることで、力を合わせると何かできることも多くありそうだなと感じました。
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▲会議後に記念撮影(時間があった方のみ撮影させていただきました) |